夜間飛行

カテゴリ: 看護への所感




看護への所感① 【看護教育者には臨床経験が必要なのか?】 

看護への所感② 【看護学の可能性、そして看護教員との関わり方について】

看護への所感③ 【新人看護師と研修医、教育格差について】

看護への所感④ 【看護理論家のレビュー 経歴と学歴の観点から】

看護への所感⑤ 【看護師免許の値段】

看護への所感⑥ 【児童虐待と保健師】

看護への所感⑦ 【看護師とSPH進学】

看護への所感⑧ 【「臨床が未熟だから大学院はまだ早い!」という誤解について】

「大学院に行きたいのですが、先輩からは臨床もままならないのにと非難されました。」


よく頂くご相談です。
院進を考えた臨床の看護師さんご自身も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そして、院進を考えていても公に表明できず、周囲の支援、情報が得られずにお困りの方もいらっしゃると思います。

実際、運営させて頂いている「大学院入学を目指す看護師の会」においても、職場の方に見つかると差し障りがあるとのことで、退会を希望された方もいらっしゃいました。(現在はシークレットモードになっており、外部からメンバー確認はできません。参加承認権も私のみありますので、ご安心ください)


「臨床ができないのにまだ早い」というのは、看護部において色々なシチュエーションで出てくる台詞だと思われます。
院進は勿論、学会参加、海外旅行、他施設研修の相談をした際など。
外へ出ていく者への嫉妬、退職されることへの懸念といった感情も含まれているのかもしれません。


私は、こうした誤った考えが蔓延っているため、看護師さんたちの学びたい気持ちがおざなりになってしまっているという現状に問題意識を抱いています。

なぜ、「まだ早い」なのか。


本来、研究能力と臨床能力はまったく別の軸にある能力であるはずなのに、あたかも臨床能力の延長線上に研究能力があるかのうように誤解されているのかもしれませんね。

勿論、研究の種類によっては臨床能力が支えとなるものもあるでしょう。
しかしながら、学部時代の教員の言葉ですが、「研究は一人でするものではありません」。

論文の著者欄には複数の名前が並びます。
研究はチームで、そして院生の私にとっては指導教官とするものです。
チームですので、臨床に詳しい人もいれば、統計や疫学ができる人、その学問分野の知識がある人、実際に調査をする人など、研究費を獲るのが上手い人など、色んな特技を持った方々が結集します。


だから、臨床経験が無ければ研究に参加できない、なんてことはありません。
大切なのは自分に臨床経験があることではなく、それを補ってくれるような臨床経験の豊富なチームメイトを見つけてくることではないでしょうか。


しかし何故か、看護師さんの中には「臨床経験がなければ良い研究はできない」と思ってらっしゃる方がいるのです。

臨床経験は研究を進めるうえで大きな武器になることは間違いないと私は思っているのですが、臨床経験が豊富な人たちばかりが集まってしまっても研究はできないですよね。
倫理審査、予算申請、疫学デザイン、統計解析は誰がやるのでしょうか。


残念ながら、臨床経験が得意な人たちばかりが集まってしまった結果が、今の看護研究の現状であり、統計手法も、英語もままならないような研究が並んでしまっているのだと思います。


そのような状況だからこそ、看護教育を受けつつ、統計や疫学のスキルを持った研究者のニーズは極めて高いと私は思っています。
母校のとある統計が得意な看護教員も「他にできる人いないから、引っ張りだこだよ」と仰っておりました。

みんながみんな臨床経験が豊富でもしょうがないと思うのです。


そうした現状を考えれば、「大学院の前にまず充分な臨床」という考えは、間違っていると私は思います。
私自身は現在SPHで学びつつ、過去の2年間の臨床経験が血肉となっていることを感じます。
大学院志望学部生さんから相談を受けたときも「2年くらいは臨床もいいかも」と答えることが多いです。

しかしそれも、研究分野によるものです。
例えば、医療情報学を専攻して電子カルテシステムに関わりたい、看護理工学を専攻して介護ロボット開発に関わりたい、統計学者になりたいというのであれば、さっさと大学院に進学し、自身の専門を極めるべきだと思います。

それは臨床の看護師さん達にはできないことなので、例え自身に臨床経験がなくとも、自身の専門を介して臨床へ還元していくことができるはずです。


人にできないことをやるから意義があるのであって、みんな揃って臨床数年→大学院とキャリアを形成しても、武器にはなりにくいのではないでしょうか。



というわけで、大学院に行くには充分な臨床経験が必要とは私は全く思っていません。
臨床だけが看護ではないはずです。
研究にも、企業にも、行政にも看護があり、それぞれの看護師が、いちばん伸びのびと働ける場所を選ぶべきです。続きを読む

MPH(Master of Public Health)を取得するうえで、看護師にどのような選択肢があるのか考えてみました。


まず、SPH(School of Public Health)とMPH(Master of Public Health)はどう違うのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
前者はいわゆる公衆衛生大学院そのものであり、公衆衛生を学ぶ母体としての呼称です。
一方で後者は、公衆衛生学修士と訳され、つまり公衆衛生大学院に通ったことによって得られる修士号の呼称となります。

さて、国内でMPHが取得できる大学院には大きく分けて公衆衛生専門職大学院と、それ以外の公衆衛生プログラムに分けられます。


①公衆衛生専門職大学院
日本でMPHが取得できる大学院は10か所以上存在しますが、「公衆衛生専門職大学院」と名乗ることができるのは以下の5校のみです。

京都大学
帝京大学
東京大学
九州大学
聖路加国際大学

「他のMPH大学院とは何が違うの?」と思われた方もいらっしゃいますよね。
最大の違いは、専門職大学院を名乗るためには、文科省による認証評価を定期的に受け、基準をクリアし続ける必要があるということです。
つまり、公衆衛生専門職大学院とは、複数存在するMPH大学院の中でも、「第三者評価によって客観的に質が担保されている大学院である」と言えるかと思います。

ある大学院のコース、カリキュラムの一部としてMPHを取得する大学院とは違い、専門職大学院ではMPHだけで一つの独立した大学院となっておりますので、その分、研究室が多彩であったり、学生への支援が手厚くなるのではないかと考えております。


②専門職大学院以外のMPH取得課程
独立した大学院である専門職大学院と違い、こちらは医学系の大学院の中の一部のコース、カリキュラムとしてMPHが設置されていることが多いように思えます。


③海外MPH(主としてアメリカ、イギリスでしょうか)
海外MPHはPh.Dに比べると合格の難易度はぐっと下がるようですが、大学院からの給付を貰うことはほぼ困難であり、実費で留学される方が多いようです。上記の国ですと、年間200~400万の学費に加え、生活費もかかりますので、医師に比べると懐具合が寂しくなる看護師にとってはあまり現実的なプランとは思えません。
私としては、日本の予算が潤沢な公衆衛生大学院に在籍し、大学の交換留学、奨学金を使うことで、修士課程のうち数か月~1年ほど海外の研究生として滞在するのが効率が良いのではないかと思っております。


④オンラインMPH
私は詳しくないので、実際に行かれている方に聞いてくださいませ。
「オンラインだから安いのか?」というとそんなことはなく、こちらも数百万円はかかる代わりに、オンラインでの課題添削、修論相談などもかなりがっつりやってもらえるみたいですね。
「働きながらMPHを取得したい」という方向けだと思うのですが、かなりの目的意識がなければやり遂げられない道だと傍目には思えます。実際に行かれている方ともTwitterでやり取りさせて頂いているのですが、そのタフさを尊敬するばかりです。



以上が、看護師がMPHを取得する際の選択肢になるかと思われます。

次に、受験について。
東大SPHの場合、定員は30名です。
私の同期や、先輩の話を聞いてみますと、だいたい毎年の構成は

医師:15~16人
内部生:3~4人
看護師(内部生除く):2~3人
他職種:7~10人

という具合だと思われます。
私の代は、看護師が5人(うち内部生2人)となっており、昨年の2人と比べると多い方だと思われます。
看護系学生の出身校としては旧帝大、聖路加大、千葉大が多く、比較的受験が得意な層の看護系学生が集まっていることが分かります。

定員30名に対して、医師+内部生で20名ほどは毎年固まっているので、残りの10名枠を競い合うことになります。
ただこの10名枠ですが、非医師の方でも留学経験のある方々も何人かおり(実際、私の代では10名中6名が留学経験ありでした)、英語が50%もの配点を占める東大SPH入試では、こちらの方々がかなり優位になります。
仮に毎年5名の非医師の留学経験者が合格するとなると、残りの5名枠を看護系学生含んでの受験者で争うことになるでしょうか。

SPHの受験科目である英語、疫学・統計学をがっつり教える看護学部が少ないことを考えると、看護系学生にとっては非常に厳しい闘いになってくると思われます。
行政官や医学系研究者と看護の話をするたびに、「政策、経済の観点から看護を語れる人材がいない」という問題意識が共有され、私としてはぜひSPHに進学する看護系学生が増えて欲しいという気持ちでいます。
MPHをもって臨床に戻ったところで、今の看護現場ではもて余されてしまうことが多いので、SPH進学が第一選択にならないということもあるのでしょうが、看護系研究者や行政官を目指すのであれば、疫学・統計学だけではなく、法律や経済、倫理、政策などを通してヘルスケアシステム全体を俯瞰する実力を付けられるSPHという大学院は、ベストな選択肢なのではないかと個人的には思っております。

繰り返しになりますが、SPH進学を第一選択にする看護師がこれからどんどん増えていくことを切に願っております。


Twitterで、このようなニュースが流れて来ました。
5歳の女児が無職の父親(33歳)の暴行を受け、死亡した、と。

1年半まえに児相の介入が始まり、定期訪問や一時保護を行なっていたが、児相は「けがの程度が軽かったことなどから危険性が高いとは考えていなかった」とのこと。定期訪問を行なっていたものの、妻が児相と距離を置きたがっていたことから、児相は徐々に関係を築こうと判断したということです。



なぜ、1年半前に児相の介入が始まっていたにも関わらず、暴行を止めることができなかったのでしょう。
児童虐待に対する制度に根本的な不備があるのではないかと思わされます。
と、他人事のように考えていたのだが、ここで自分が保健師免許を持っていることを思い出しました。
そこで、保健師と児童虐待の関係について調べてみることにした次第です。



『児童虐待の防止等に関する法律』を読んでみると、「学校病院等の教職員医師保健師弁護士等は、児童虐待に関して早期発見に努めなければならないとしている」として、保健師も早期発見努力義務があるということが明記されています。

高齢化が進む農村部で働いていた私にとっては保健師=高齢者福祉、精神保健のイメージが強く、児童虐待との積極的な結びつきは感じていませんでした。
しかし思えば、保健師は母子保健、精神保健に関わる主要な職種であり、さらに健診、家庭訪問を行なうことが許されていることから、児童虐待の予防、対応に積極的に関与することができる職種であると考えられます。
そのため、児童虐待防止法においても早期発見努力義務が課されているのでしょう。

さらに調べていて驚いたのですが、”保健師、助産師、看護師”の資格保持者は一定要件を満たせば、児童福祉士として就業できるということを初めて知りました。



ここで、国内における児童虐待の現状を調べてみました。

スケッチ


一見すると、急激に児童虐待が増加しているように思えるかもしれませんが、こちらは”相談件数”であり、実際の児童虐待の件数を反映してるものではありません。
つまり、児童虐待予防のプロモーションに行政が力を入れた結果、これまで相談されずにいた虐待が相談されるようになった、また、実際には虐待ではないけれど"念のため"報告したという事例も含まれています。なお、平成28年度の厚生労働省速報では相談件数12万2578件であり、さらに急増しています。



日本における児童虐待の実数は正確な統計がなく、「実際に増えているのか」どうかは不明ですが、時おり流れてくる児童虐待のニュースには胸が痛みます。


これまで、児童虐待をテーマにした芸術作品に触れることがしばしばありました。

是枝監督が巣鴨子供置き去り事件をテーマに撮影した映画『誰も知らない』は、何度見ても息が詰まりそうになります。







他に児童虐待を扱った国内の映画作品としては、『子宮に沈める』が。
この作品では、ただ虐待する母を”悪者”として描くのではなく、虐待の背景にはシングルマザーの困窮、社会的孤立などの社会的問題が潜んでいるということまで描いています。







小説ですと天童荒田さんの『永遠の仔』。
読み物としてもスリルがあると同時に、虐待を受けた児たちの擦り切れそうな心象風景をありありとかき出してらっしゃいました。


ダウンロード




ノンフィクション小説では『誕生日を知らない女の子』が。
これは、虐待を受けた児たちと、その支援者である里親、医療機関との関りを生々しく描いており、”支援する側”に立脚したノンフィクション小説として印象的でした。


ダウンロード (1)





少し落ち込むような話題になってしまったので、ここで児童虐待予防に対して華々しい成果を挙げているフィンランドの政策を紹介したいと思います。

フィンランドにおいては”ネウボラ”という妊娠期から子供の就学前までの一貫した母子支援サービスが展開されており、一人の保健師が一貫して関わり続けることが可能になっているようです。
サービスの内容は妊産婦健診、乳幼児健診、予防接種、一次医療と多岐にわたっており、国民は全て無料で受けることができるということである。なお、健診/相談は全て個別で行われており、一回当たり40分と充分な時間が取られています。その結果、サービス利用率はほぼ100%を達成しており、まさにフィンランド政府の「いかなる状況の子供であっても平等にサービスが受けられるように」という考えが忠実に実現されていると考えられます。
フィンランドにおける子供の虐待防止のための育児支援



さて、日本における児童虐待に戻ります。

そもそも、どのような親が児童虐待のハイリスクであるのか。
WHOの報告において、risk factorとして特に注目すべきものをリストアップします。

親のfactor
・新生児との関係構築不良
・自身の子供時代における被虐待経験
・児の成長に不注意、児に過剰な期待を抱いている
・アルコールや薬物乱用
・犯罪に関与している
・経済状況が悪い

関係性のfactor
・家族内に、身体、発達、精神に課題を抱えた構成員がいる
・家族の崩壊や、家族内での暴力
・コミュニティから孤立し、社会の支援網から漏れてしまっている
・より広い家族構成員からの子育て支援が得られない

コミュニティや社会のfactor
・性や社会的不平等
・家族や組織を支援するだけの十分な住宅やサービスがない
・高い失業率と貧困



問題が起きてから親を単位として関わるのではなく、問題が起きる前から予防的に親との関係構築をしておき、社会的な孤立を防ぐということが大切だということが分かります。
今回の虐待事例では、母親が児相の介入に対して消極的であったことから、まず関係を構築するというところから介入を始めざるを得ず、そのため手遅れになってしまったようです。

この観点から言えば、ネウボラにおいて一人の保健師が出産前から就学前まで継続して関わり続けるというのは非常に虐待の予防効果が高い介入方法であるように思えます。



WHOは同報告において、虐待予防のための有効なアプローチを挙げています。

・看護師(保健師のことでしょうか)が親子宅を訪問し、サポートや教育、情報を提供する
・両親に対して集団教育を行い、子育ての技術を向上させ、児の発達に関する知識を増やし、ポジティブに児を導くよう支援する。
・親の支援と教育、前学校教育、そして児のケアにを含む、多角的な支援



これらの業務は、まさに保健師の職務ですね。
児童虐待において、その通報・相談先は児童相談所であり、職種としては児童福祉士になるのでしょうが、その予防においては保健師に求められる役割は非常に大きいと思われます。

しかし、不思議なのですが、私が保健師教育を受けている際には児童虐待については学ぶ機会は決して多くありませんでした。
教員の守備範囲の都合たっだのしょうか。



さて、ではどのように家族との関係性を構築していけば、虐待予防に繋がる親子-保健師信頼関係が構築できるのか。

私は保健師として働いた経験はありませんが、国内において保健師が「育児や家族関係で困った時に相談にのってくれる人」というイメージを持たれているようには思えません。
『おおかみこどもの雨と雪』で、主人公の花が子育てに孤立し、疲労困憊している時に児童相談所の職員がマンションのドアをノックし、無理に室内に入ろうとする描写がありましたが、あのシーンでは児童相談所の職員は「頼んでもないのに勝手に押しかけてくる見ず知らずの他人」としてネガティブに描かれていました。

実際、保健師や児童福祉士に対してそのようなイメージを持っている人は少なくないのではないかと私も思っています。

保健師は、どのようにすれば母子にとって「いつでも相談にのってくれる頼りになる人」になることができるのでしょうか。

少々長くなってきたので、今回はここで終えたいと思います。












本日、Twitterで看護系大学院の学費について言及したのですが、そもそも看護学校を卒業するまでにかかる費用(入学金+学費)というものは幾らなのかと疑問に思ったので調べてみた次第です。


①国立大学

入学金:28万2,000円
学費(年額):53万5,800円
合計:242万5,200円

国立大学の場合は授業料、学費全額/半額免除が比較的おりやすいので、実際はこの値段よりは下がるかと思います。
にしても、国立大学でこの値段と言うのは高すぎる気がしますが。



②私立大学
多数存在しますので、とりあえず某偏差値ランキングサイトの上位から抜粋しました。


・慶応義塾大学看護医療学部
入学金:20万円
学費(年額):160万5,850円
合計:662万3,100円


・上智大学
入学金:20万円
学費(年額):158万円1,500円
合計:654万円3,450円


・北里大学

入学金:40万円
学費(年額):170万円
合計:720万円


・聖路加国際大学
入学金:20万円
学費(年額):155万円
合計:640万円


・日本赤十字看護大学
入学金:40万円
学費(年額):157万円
合計:668万円


・帝京大学医療技術学部看護学科
入学金:25万円
学費(年額):174万円7,000円
合計:723万8,000円


国立大学より400万円~450万円ほど高くなっているでしょうか。
にしても高いです。
非難を覚悟で言いますが、国立大学なら状況によっては入学金、学費免除がおりて実質0円になる可能性も高いので、これだけの費用を出してまで私立の看護大学に行くメリットは私には見出せません。



③看護系専門学校
こちらも多数存在しますので、設立母体を分けて幾つか抜粋します。


・東京都広尾看護専門学校(都立)
入学金:1万1,300円
学費(年額):26万5,700円
合計:80万8,400円


・長野赤十字看護専門学校(日赤)
入学金:10万円
学費(年額):55万円
合計:175万円


・慈恵看護専門学校(学校法人)
入学金:10万円
学費(年額):36万円
合計:118万円



④海外トップ大学
参考までに、各国のトップ大学看護学部の学費も調べてみました。


・University of Pennsylvania(アメリカ)
Tuition and Fees:$53,534
Total:$214,136(約2366万円)


・Johns Hopkins University(アメリカ)
Tuition and Fees:$57,846
Total:$231,384(約2555万円)


・University of Tronto(カナダ)
Tuition and Fees:$10,753
Total:$43,012(約475万円)


・Karolinska Institutet Global Health(スウェーデン)

Tuition and Fees:SEK180,000
Total:SEK720,000(約990万円)
*上記は外国籍生徒のものであり、自国籍生徒は無料である。


・King`s College London(イギリス)
Tuition and Fees:£9,250
Total:£37,000(約570万円)
*上記は英国籍生徒のものであり、非EU外国籍生徒は合計約1726万円である。


・National University of Singapore(シンガポール)
Tuition and Fees:$8,950
Total:$35,800(約300万円)
*上記はシンガポール国籍生徒のものであり、外国籍生徒は合計約641万円である。


・National Taiwan University(台湾)
Tuition and Fees:$4140
Total:$16560(約183万円)


・SEOUL National University(韓国)
Tuition and Fees:2,996,000ウォン
Total:11,984,000ウォン(約123万円)





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